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 飛騨千光寺住職 大下大圓さん インタビュー ()・()・(
円空の祈り おおした・だいえん 岐阜県出身。高野山大文学部仏教学科卒。高野山(和歌山県)で修行し、スリランカへ留学する。現在は高野山大客員教授を務めるほか、震災被災地で被災者や医療スタッフらを対象に心のケアに当たっている。60歳。
 
円空の祈り
 
「癒やしの力」を 

 大下さんは震災後の被災地に寄り添い、川内村や南相馬市などで住民や医療関係者の心のケアに尽力してきた。本県での特別展開催について、円空がかつて東北などを回り、自然災害や貧困で苦しむ人々と語り合い仏像を彫って歩いたことを挙げ、「今、円空さんの力を借りて、被災地の方々に安らぎや、円空さんのもっている癒やしの力を届けたい」と話す。
 円空は幼少期に母親を水害で亡くしたとされる。円空を仏像彫刻へと突き動かした背景には、こうした悲しみなど負の要素があり、それを自分の中で生きる力に変えていく方法が、円空にとっては「仏様を彫る」ということだったと、大下さんは分析する。
 震災から間もなく丸4年を迎える県民に向けては「円空仏との出会いが、それぞれの生きる力や一歩を踏み出すきっかけになってほしい」と思いを語った。
(2015年1月29日 円空の祈り)
 


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