円空の思い感じ木彫制作 県立美術館で講座開講

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円空の思い感じ木彫制作 県立美術館で講座開講

円空に思いをめぐらせながら、木彫りに取り組む参加者=福島市・県立美術館(矢内靖史)

 福島市の県立美術館で開かれている「飛騨の円空--千光寺とその周辺の足跡」の関連実技講座「木の心、私の想(おも)い--自然木を使った木彫」は15日、同美術館で開講した。県内外の受講者15人は、仏像制作を通じて円空が求めた思いを感じながら木彫りに挑んだ。

 受講者は、福島大人間発達文化学類の新井浩教授から指導を受けながら、下絵を描くなどしてデザイン構想を練った後、のみと木づちを手に、桜の木の皮を剥ぎ取る作業などに励んだ。

 新井教授は、作品への思いを持ちながら、木の性質に合わせて制作する大切さを解説。「思いを単純な形として(作品に)託してほしい」とアドバイスした。

 福島市の大学職員六ケ所康子さん(36)は「木のにおいと香りが感じられ、作ることが楽しい。和風のマリア様のような作品を作りたい」と話した。講座は5回連続で、3月15日まで週1回、開かれる予定。