第27回みんゆう県民大賞 受賞者・団体のコメント

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 第27回みんゆう県民大賞に選ばれた郡山五中合唱部(郡山市)、元プロ野球巨人の鈴木尚広さん(39)=相馬市出身、タレントのなすびさん(41)=福島市出身=はそれぞれの活動、活躍を通じて福島の名を広め、県民を勇気づけた。その努力と成果が晴れの受賞につながった。

努力と実績高く評価

 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から6年が経過する中、郡山五中合唱部は「合唱王国ふくしま」を先導し、なすびさんはエベレスト登頂で復興へと歩む県民の気持ちを奮い立たせた。鈴木さんは選手として長年活躍、俊足を武器に本県のプロ野球ファンを沸かせた。

 みんゆう県民大賞の選定委員会は、福島市の福島民友新聞社で5日までに開いた会議で、県内市町村や各種団体から推薦のあった個人、団体の中から受賞者を選出した。

 予備審査を経て開催された選定委員会による最終審査では、鈴木正晃副知事が座長を務め、中井勝己福島大学長、渡辺博美県商工会議所連合会長、小林清美県婦人団体連合会長、鈴木千賀子県社会福祉協議会副会長、菊池篤志県教育庁社会教育課長、五阿弥宏安福島民友新聞社社長が審査に当たった。

 みんゆう県民大賞には、1989(平成元)年度の創設から毎年1個人・団体が選ばれ、2003年度の第15回までに5人と9団体、特別賞1人が受賞。

 福島民友新聞創刊110周年を迎えた04年度の第16回から「芸術文化」「スポーツ」「ふるさと」の3部門が設けられ、前回の第26回までに芸術文化で7個人4団体、スポーツ賞で9個人3団体、ふるさと賞で6個人5団体、特別賞で2団体が選ばれている。昨年からふるさと賞が、地域の特性を生かした活性化の取り組みをたたえる「ふるさと創生賞」に刷新された。

◆芸術文化賞 郡山五中合唱部
良い音楽追求し届ける

 大塚日奈郡山五中合唱部部長の話 先輩方が積み重ねてきた結果のおかげで受賞できた。大変感謝している。顧問の小針智意子先生が追求する音楽を全員で共有し、多くの人に良い音楽を届けられるよう、誠実な練習を心掛けて日々取り組んでいる。先輩方がつないできた伝統を引き継ぎ、これからも頑張りたい。
スポーツ賞 鈴木尚広さん
一瞬の勝負を積み重ね

 鈴木尚広さんの話 20年間、プロ野球選手を続けてきた功績を認めていただき光栄だ。古里の福島にまつわる賞の受賞は初めてなのですごくうれしい。盗塁という一瞬の勝負で、自分にできることを考え、積み重ねてきた。現役を引退して新たな自分を探している。福島にも恩返しをしていきたいと考えている。
◆ふるさと創生賞 なすびさん
エベレスト登頂で希望
 
 なすびさんの話 受賞の知らせを聞き、驚きと喜びの感情が同時にやってきた。大変光栄に思う。福島に明るいニュースを届けたいという思いから、5年かけてエベレスト登頂に挑戦してきた。その思いを届けることができたと実感でき、うれしい。今後も福島の方々の心の支えになる活動に取り組んでいきたい。
  (5月6日付福島民友新聞掲載)