第28回みんゆう県民大賞 受賞者・団体のコメント

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 第28回みんゆう県民大賞に選ばれたモルゴーア・クァルテット、聖光学院高野球部監督の斎藤智也さん(54)、福島高スーパーサイエンス部はそれぞれの分野での活動を通じて県民を勇気づけた。ひた向きな努力に裏打ちされた取り組みが晴れの受賞につながった。

 モルゴーア・クァルテットは結成25周年の節目となった昨年9月、音楽文化の発展に寄与した個人や団体をたたえる第47回「JXTG音楽賞」を受賞した。斎藤さんは夏の甲子園11年連続出場のほか、昨年は秋の東北大会を制し、今春の甲子園センバツ大会に出場している。福島高スーパーサイエンス部は部員らが班に分かれて多彩な研究に従事。科学の魅力を子どもたちに伝える活動も行っている。

 各方面から推薦があった個人・団体などを対象とした選定委員会が、5日までに福島市の福島民友新聞社で開かれた。鈴木正晃副知事、鈴木淳一県教育長、中井勝己福島大学長、大橋信夫JA福島五連会長、小林清美県婦人団体連合会長、鈴木千賀子県社会福祉協議会副会長、石井浩県商工会議所連合会常任幹事、五阿弥宏安福島民友新聞社社長が審査に当たった。

 みんゆう県民大賞は1989(平成元)年度に創設され、毎年1個人・団体が表彰された。福島民友新聞創刊110周年を迎えた2004年度の第16回から「芸術文化」「スポーツ」「ふるさと」の3部門が設けられ、16年度の第26回からはふるさと賞が、地域の特性を生かした活性化の取り組みをたたえる「ふるさと創生賞」に刷新された。

◆芸術文化賞 モルゴーア・クァルテット
県内公演今年で25年目

 モルゴーア・クァルテットのメンバー小野富士さんの話 受賞の知らせを聞いて驚いたと同時に大変うれしかった。県内公演は今年で25年目。あまり有名ではないマニアックな曲を演奏しても楽しんでくれて、いつも温かい拍手を送ってくれることに本当に感謝している。今後も演奏活動で皆さんを楽しませたい。
スポーツ賞 斎藤智也さん
生徒の人間的成長願う

 斎藤智也さんの話 賞を頂き大変光栄。本校のスタッフ、関係者、地域が一体となったおかげだ。預かった生徒を2年数カ月で一流に近いスポーツマンに育てるべく指導してきた。生徒が人として成長したことが結果につながっていると思う。これからも生徒の人間的な成長を願い、生徒と向き合っていきたい。
◆ふるさと創生賞 福島高スーパーサイエンス部
復興へ精力的に活動を
 
 福島高スーパーサイエンス部の古山翔太部長の話 福島高スーパーサイエンス部の古山翔太部長の話 受賞は福島高の"看板"として認められた結果で、先輩方が残した伝統のおかげ。全部員が社会に役立ちたいとの熱意を持っている。研究は気付きの連続で、苦しさの先にある楽しさを追求し人間性も磨いている。今後も復興や地域活性化に向けて精力的に活動したい。
  (5月6日付福島民友新聞掲載)