「若冲展」見て花見山へ 便利にお得、福島で26日から定額タクシー

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◆県立美術館―花見山―JR福島駅 

 この春、江戸時代の"異彩の画家"伊藤若冲(じゃくちゅう)と、福島の"桃源郷"花見山を便利に、お得に満喫しませんか―。福島市のタクシー事業者でつくる福島地区タクシー協同組合は、同市の県立美術館で26日開幕する「東日本大震災復興祈念 伊藤若冲展」の期間中、同美術館―花見山―JR福島駅間を定額料金で運行する。

 同組合によると、タクシー運賃は通常、距離と時間で決まるが、定額は距離のみで算定するため、渋滞で時間がかかっても料金は一定。また、同美術館の敷地内に乗り場を設け、花見山の麓までタクシーで行けるため、利用者の利便性が向上する。

 同組合加盟の約20社と、ほぼ全ての個人タクシー事業者が運行する小型タクシー約440台が協力する。各社は1月、イベント開催時に定額運賃を設定する認可を東北運輸局に申請、今月中旬には全社に認可が下りる見通しだ。

 同組合は2012(平成24)年から、花見シーズンの3月下旬~5月初旬に花見山―福島駅間の定額料金を設定している。今年は若冲展の開催期間と重なるため、同美術館を含めて定額料金にすることを決めた。

 同組合の大村雅恵副理事長(大和自動車交通社長)は「金額が決まっているので安心して乗車していただける上、美術館と花見山を効率よく回ることができる。多くの方に利用してもらい、福島の魅力を伝えるお手伝いをしたい」と話した。

 料金は福島駅(西口、東口)―美術館間は片道850円、美術館―花見山間は同2100円、駅東口―花見山間は同1550円、駅西口―花見山間は同1750円。同美術館とあぶくま親水公園(花見山来場者の臨時駐車場)間は美術館発のみで同2100円。

 利用の際は、タクシー乗車時に「定額で」と運転手に伝える。問い合わせは同組合(電話024・533・3113)へ。

◆会期は5月6日まで

 若冲展の会期は26日~5月6日。前売り券(税込み)は一般1300円、学生900円、高校生以下無料。県立美術館や各プレイガイドのほか、福島民友新聞社本社、郡山総支社、いわき支社、若松支社、福島民友新聞各販売店などで扱っている。月曜日休館。4月29日、5月6日は開館する。

◆来館は公共交通機関ご利用を

 会場の県立美術館は駐車場が狭いため周辺道路は大変な渋滞が予想されます。来館の際は私鉄の福島交通飯坂線(美術館図書館前駅)やタクシー、バスなど公共交通機関をご利用くださるようお願いします。