直売所利用者の心を癒やす 川内村で「花壇プロジェクト」

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植栽した園児と(後列右から)遠藤村長、五阿弥社長、秋元村教育長ら関係者

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」が29日、川内村の農産物直売所「あれ・これ市場」前の広場で行われ、県の花ネモトシャクナゲと村の花サラサドウダンを植えた花壇が完成した。地元のかわうち保育園の園児8人も植栽に参加、復興へと歩む古里を花で彩っていくことを元気いっぱいに宣言した。

 花壇の完成は湯川村に続いて14カ所目。双葉郡では浪江町に次いで2町村目。

 完成セレモニーでは、遠藤雄幸村長と福島民友新聞社の五阿弥宏安社長がネモトシャクナゲに、秋元正村教育長と園児らがサラサドウダンやサルビア、マリーゴールドなどに土をかけ、来春に南相馬市で開かれる「第69回全国植樹祭」の成功へ願いを込めた。

 花壇は直売所とかわうちの湯の共同駐車場に面し、利用者の心を癒やす。

 全国植樹祭に向け県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われ、実行委代表で五阿弥社長が湯川村から託されたブナ製バトンを遠藤村長に手渡した。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 村の花「サラサドウダン」

 1978(昭和53)年4月に村の木「モミ」、村の鳥「ウグイス」と合わせて制定された。ツツジ科で淡いピンク色の花を付ける。花冠のしまを更紗(さらさ)模様に見立てて名付けられた。村内には高塚山(高塚高原)に群生地があり、村民に愛されてきた。