観光客の心を和ます 檜枝岐村で「花壇プロジェクト」

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
記念植樹をした星村長(後列右)と柳沼専務(同左)ら

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」が19日、檜枝岐村のミニ尾瀬公園で行われた。関係者が色鮮やかな花で村を彩り、村民や観光客の笑顔であふれる地域づくりを誓った。

 花壇完成は会津若松市に続き16カ所目。完成式典に星光祥村長、平野勝観光課長、柳沼幸男福島民友新聞社専務らが出席した。

 星村長と柳沼専務が県の花ネモトシャクナゲと、村を代表する花のニッコウキスゲに土をかけ、南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭の成功を願った。村の花はミズバショウだが、花壇での生育に適さないためニッコウキスゲを植えた。

 花壇はミニ尾瀬公園北側エリアに整備され、多彩な高山植物とともに訪れる観光客らの心を和ませる。

 全国植樹祭に向け、県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われた。実行委を代表して柳沼専務が会津若松市から託されたブナ製バトンを星村長に手渡した。村の子どもたちが「檜枝岐村を花でいっぱいにします」と宣言した。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 村の花「ミズバショウ」

 1949(昭和24)年発表の歌曲「夏の思い出」で歌われるように、尾瀬国立公園を象徴する花。美しい純白の苞(ほう)が特徴で、尾瀬に春の訪れを告げる。葉がバショウの葉に似ていて水辺に咲くことから名付けられた。86年5月に村の花に制定。