花々を愛する村宣言 中島村で「花壇プロジェクト」

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記念植樹した加藤村長(右から3人目)と菅野常務(同4人目)ら

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」が30日、中島村生涯学習センター「輝ら里」で行われ、県の花ネモトシャクナゲと村の花サツキを植えた花壇が完成した。加藤幸一村長が「花々を愛し、他者への思いやりを育む村にしよう」などとする「花いっぱい街づくり宣言」を行い、村民一体での環境整備の推進を誓った。

 花壇の完成は広野町に続いて19カ所目となった。セレモニーでは、加藤村長と菅野厚福島民友新聞社常務がネモトシャクナゲに、小針英希副村長と佐藤正敏村教育長らがサツキにそれぞれ土をかけた。

 花壇は駐車場の一角に整備。近くに児童館や幼稚園などもあることから、輝ら里の利用者だけでなく子どもから大人まで多くの村民が親しむ場となる。

 来春に南相馬市で開かれる「第69回全国植樹祭」に向け、県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われた。菅野常務が広野町から託されたブナ製バトンを加藤村長に手渡した。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 村の花「サツキ」

 1977(昭和52)年に制定。サツキの花びらがそれぞれ色彩を放ち、全体的な美しさを表していることから、村民一人一人が持つ良さを集め、全体の良さにつなげようと選ばれた。花を大切にすることで他者をいたわる心を育もうとの意味も込められている。