美しい花で古里飾る 只見町で「花壇プロジェクト」

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記念植樹した須藤町長(右)と柳沼専務(左)ら

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」が29日、只見町の明和小で行われた。関係者が花壇を整備し、古里を美しい花で飾ろうとの思いを新たにした。

 花壇の整備は浅川町に続き21カ所目となり、セレモニーには斎藤修一町教育長、渡部早苗校長、同校の全児童67人、高橋満彦福島民友新聞社若松支社長が参加した。

 斎藤教育長と高橋支社長が町の花のコブシ、渡部校長と児童代表が県の花ネモトシャクナゲにそれぞれ土をかけ、来年6月10日に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭の成功を願った。

 花壇は同校敷地内の旧校舎跡地に整備され、子どもたちの自然愛を育む。

 全国植樹祭に向け、県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくりリレー」も行われた。実行委を代表して高橋支社長が浅川町から託されたブナ製のバトンを斎藤教育長に手渡した。子どもたちが「花いっぱいの町にしたい」と力強く宣言をした。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 町の花「コブシ」

 春の季語としても用いられ、雪深い只見町に遅い春を告げる花。3~4月にかけて葉に先立ち咲かせる純白の花はかれんで、山里はやさしい香りに包まれる。名前は、果実が幼児の小さな拳に似ていることに由来する。1979(昭和54)年に町の花に制定。