薬草のまちづくりへ 磐梯町で「花壇プロジェクト」

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花壇の完成を祝った高橋支社長(左から4人目)、馬場村長(同3人目)ら

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」が3日、磐梯町の道の駅ばんだいで行われ、県の花ネモトシャクナゲと、町の花で漢方の原料ともなるリンドウなどを植えた花壇が完成した。薬師信仰の中心地となった慧日寺が栄えた地でもあり、関係者は、町が進める「薬草のまちづくり」への決意を新たにした。

 花壇の完成は昭和村に続いて27カ所目で、式典に五十嵐源市町長、高橋満彦福島民友新聞社若松支社長らが出席した。五十嵐町長と高橋支社長がネモトシャクナゲとリンドウに土をかけ、地元の磐梯幼稚園の園児と町のキャラクター「ロボばんじぃ」がパンジーを植え、来年6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭の成功を願った。花壇は道の駅ばんだい東側に整備され、パンジーも楽しめる。

 全国植樹祭に向けて県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われ、実行委を代表して高橋支社長が昭和村から託されたブナ製バトンを五十嵐町長に手渡した。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 町の花「リンドウ」

 1981(昭和56)年9月に町制施行20周年にあわせて制定された。秋の草花の中でも寿命が長く、寒さに耐える繁殖力と生命力を持つ。根は「竜胆(りゅうたん)」として漢方の原料に用いられ、町の「薬師信仰に根付いた薬草の里づくり事業」で栽培対象薬用作物に選定されている。