四季通し花で街飾る 川俣町で「花壇プロジェクト」

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記念植樹した(右から)柳沼専務、佐藤町長、佐久間教育長

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」が10日、川俣町役場で行われた。県の花ネモトシャクナゲと町の花ヤマツツジを植えた花壇が完成し、関係者が花を大切にする街づくりへの思いを新たにした。

 花壇の整備は桑折町に続き29カ所目となった。完成セレモニーには佐藤金正町長、佐久間裕晴町教育長、柳沼幸男福島民友新聞社専務が参加し、佐藤町長と柳沼専務がネモトシャクナゲに、佐藤町長と佐久間教育長がヤマツツジにそれぞれ土をかけた。花壇は役場前に設けられ、来庁者の心を癒やす場所となる。

 来年6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭に向けて県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくりリレー」も行われ、実行委員を代表して柳沼専務が桑折町から託されたブナ製バトンを佐藤町長に手渡した。「花いっぱい街づくり宣言」では佐藤町長が「町民が花を愛し、他人をいたわる心を育てるために四季を通して花で街をきれいに飾る」と力強く述べた。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 町の花「ヤマツツジ」

 町が広報紙で募集し、町民の代表らによる審査会で1977(昭和52)年に制定された。町内に広く分布し、誰でも栽培でき、長持ちして美しいとの基準で選ばれた。新緑の中に咲き誇る赤いツツジは遠くで見ても近くで見ても楽しめ、美とたくましさを感じさせる。