優しい心の成長願う 猪苗代町で「花壇プロジェクト」

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
花壇の完成を祝いパネルを持つ前後町長と菅野局長、協力したさくらこども園児ら

 県内市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」は13日、猪苗代町総合体育館カメリーナ前で行われた。参加者が花のまちづくりの実現へ意欲を示した。

 花壇の整備は川俣町に続く30カ所目で、県内59市町村の折り返しを迎えた。

 完成セレモニーには、前後公町長、地元のさくらこども園の園児、亀ケ城公園結の里保存会の会員、菅野芳美福島民友新聞社事業局長が参加した。前後町長と菅野局長が県の花ネモトシャクナゲに、園児と同保存会の会員らが町の木ナナカマドに土をかけた。町の花はサギソウだが、花壇での生育に適さないため、ナナカマドを植えた。

 来年6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭に向け、県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われた。実行委代表の菅野局長が川俣町から託されたブナ製のバトンを前後町長に手渡した。同保存会の本田嗣之会長が「花いっぱいまちづくり宣言」をし、緑あふれる町で町民の優しい心が育つことを願った。

 花壇プロジェクトは農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花や木を植えた花壇を各市町村に整備している。

 町の花「サギソウ」

 7~8月ごろ、シラサギが翼を広げたような形の花を咲かせる。もともと町内に点在する湿原に自生していたが、現在は乱獲によってほとんど見ることができなくなった。カメリーナ隣にある亀ケ城公園に町民が植栽しており、貴重な花を楽しむことができる。