豊かな自然育む決意 鮫川村で「花壇プロジェクト」

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花壇の完成を祝う園児と大楽村長(後列右から2人目)、柳沼専務(同3人目)

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」の花壇完成セレモニーは26日、鮫川村の直売所「手まめ館」で行われた。県の花ネモトシャクナゲと村の花ヤマユリなどを植えた花壇がお披露目され、関係者が農村の豊かな自然を育む決意を新たにした。

 花壇整備は下郷町に続き33カ所目。セレモニーには大楽勝弘村長と同村のさめがわこどもセンターの幼稚園児約30人、福島民友新聞社の柳沼幸男専務らが参加した。大楽村長と柳沼専務がネモトシャクナゲ、五十嵐暖(はる)ちゃんと鈴木陽希(はるき)ちゃんがヤマユリを植えた。ほかの園児もパンジーを植え、花壇を完成させた。

 来年6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭に向け、県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われた。実行委を代表し、柳沼専務が下郷町から託されたブナ製バトンを大楽村長に手渡した。鈴木美桜(みお)ちゃんと蛭田梨瑚(りこ)ちゃんが「花いっぱいのまちづくり宣言」をした。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 村の花「ヤマユリ」

 村に広く自生していたことから、1972(昭和47)年に村の花に制定された。清楚(せいそ)な雰囲気の美しい花が村のイメージに重なり、村民に愛され続けている。現在も夏になると、村中心部の舘山公園だけでなく、村内各地の道路沿線で白くかれんな花を見ることができる。