憩いの場を鮮やかに 柳津町で「花壇プロジェクト」

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花壇の完成を祝う(左から)角田課長、井関町長、菅野常務、矢部副町長

 県内市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」が7日、柳津町の「ほっとinやないづ」で行われ、関係者が憩いの場の完成を祝った。

 花壇の完成は石川町に続いて39カ所目となった。セレモニーでは、井関庄一町長と菅野厚福島民友新聞社常務が県の花ネモトシャクナゲに、矢部良一副町長と角田弘総務課長がムラサキヤシオツツジに土をかけ、来年6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭の成功を願った。

 町の花はキリだが、植樹に適さないことから、町と姉妹都市の関係にある出雲崎町(新潟県)の花のツツジを選んだ。ツツジの中でも、キリの花と同じ紫の花を咲かせるムラサキヤシオツツジを植えた。

 花壇は施設に隣接する芝生広場に整備された。

 全国植樹祭へ県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われた。実行委を代表して菅野常務が石川町から託されたブナ製のバトンを井関町長に手渡した。井関町長が花いっぱいのまちづくりを宣言した。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 町の花「キリ」

 1975(昭和50)年4月、当時、キリ産業が盛んだったことから町の合併20周年に合わせて町の花に制定された。高級家具の材料として利用され、春には紫の花を咲かせる。町内では現在、キリ産業はほとんど行われていないが、キリ畑は一部残っている。