自然あふれる姿継承 国見町で「花壇プロジェクト」

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花壇の完成を祝う(左から)太田町長、富田君、岩崎さん、菅野常務、引地支配人

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」が8日、国見町の道の駅「国見あつかしの郷」で行われた。県の花ネモトシャクナゲと町の花モモを植えた花壇が披露され、関係者が自然あふれる風景を後世に残していく決意を新たにした。

 花壇の完成は柳津町に続き40カ所目。花壇完成セレモニーには、太田久雄町長、引地真同道の駅総支配人、菅野厚福島民友新聞社常務らが出席した。  太田町長と菅野常務がネモトシャクナゲ、引地支配人と、くにみ幼稚園年長組の富田浩歩(ひろむ)君、岩崎凪紗さんがモモを植えた。町のキャラクター「くにみももたん」も駆けつけ、完成を見守った。花壇は施設建物と駐車場の間にある芝生スペースに整備され、県内外から訪れる来場者の心を癒やす。

 セレモニーでは、来年6月に南相馬市で開かれる全国植樹祭に向けた県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われ、菅野常務が柳津町から託されたブナ製のバトンを太田町長に手渡した。花壇プロジェクトは農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 町の花「モモ」 

 町民に親しまれている花として1980(昭和55)年に制定。町の特産物であり、盆地特有の寒暖差と、日照時間の多さで甘い果実が出来上がる。春には、町のシンボルである阿津賀志山(あつかしやま)に登ると、ピンク色に染まったモモ畑を眼下に望むことができる。