花や笑顔、広がる村に 葛尾村で「花壇プロジェクト」

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
花壇を整備した篠木村長(後列左から2人目)、柳沼専務(後列左)ら

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」が17日、葛尾村の葛尾幼稚園で行われた。出席者が花と笑顔であふれる村になるよう期待した。

 花壇の完成は三島町に続き43カ所目。セレモニーには篠木弘村長、柳沼幸男福島民友新聞社専務、葛尾小の児童らが出席した。

 篠木村長と柳沼専務があいさつし、県の花ネモトシャクナゲに土をかけた。葛尾小の児童たちが村の花ツツジを植え、来年6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭の成功を願った。

 全国植樹祭に向け県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」が行われ、柳沼専務が三島町から託されたブナ製バトンを篠木村長に手渡した。葛尾小の伊藤妃香さん(6年)が花いっぱいのまちづくりを宣言した。

 村では、東京電力福島第1原発事故による避難指示が一部を除き解除された。小、中学校、幼稚園は来春、村内で再開する。花壇は幼稚園と小学校の敷地内に設けられ、花が子どもたちの成長を見守る。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 村の花「ツツジ」

 村のシンボルとして村民から親しまれる県立公園の「五十人山」と「日山」に自生し、山を美しく彩っている。1981(昭和56)年に村の花に制定された。毎年5月には、真っ赤に染まったヤマツツジが空の青色や山の緑色と共に鮮やかな色合いを演出する。