「爽やかな高原」守る 西郷村で「花壇プロジェクト」

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花壇を整備した佐藤村長(後列左から2人目)と菅野常務(左)ら

 県内市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』花壇プロジェクト」は24日、西郷村文化センターで行われ、県の花ネモトシャクナゲと村の花ヤシオツツジを植えた花壇が完成した。関係者が花壇を象徴に、村内に広がる豊かな自然を守り続けることを誓った。

 花壇の完成は棚倉町に続き45カ所目となり、セレモニーには佐藤正博村長、菅野厚福島民友新聞社常務、大倉修副村長、鈴木且雪村教育長、白岩征治村議会議長、西郷幼稚園の年長児18人らが出席した。

 佐藤村長と菅野常務がネモトシャクナゲに、大倉副村長、鈴木教育長、白岩議長がヤシオツツジにそれぞれ土をかけ、園児がパンジーなどを植えた。

 来年6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭に向け、県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われた。菅野常務が棚倉町から託されたブナ製のバトンを佐藤村長に手渡した。関係者が見守る中、子どもたちが元気いっぱいに「花いっぱい街づくり宣言」を読み上げた。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 村の花「ヤシオツツジ」

 村民を対象に「明るく爽やかな高原」という村のイメージに合った花を募り、1986(昭和61)年に制定した。ヤシオツツジは3種類のツツジの総称で、山地に生える落葉木。甲子渓谷や楽翁渓(らくおうけい)などの群生地は名勝となっており、貴重な植物資源として村民が守り続けている。