四季折々復興の彩り 飯舘村で「花壇プロジェクト」

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花壇を整備した菅野村長(前列左から3人目)と柳沼専務(右)ら

 県内市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」は28日、飯舘村役場で行われ、県の花ネモトシャクナゲと村の花ヤマユリを植えた花壇が完成した。出席者が村内を四季折々の花で彩り、村民の心安らぐ村づくりへ思いを新たにした。

 花壇の完成は富岡町に続いて47カ所目となり、セレモニーには菅野典雄村長、柳沼幸男福島民友新聞社専務に加え、役場職員らが出席した。

 菅野村長、柳沼専務はネモトシャクナゲに、職員と村の公式ゆるキャラ「イイタネちゃん」はヤマユリの球根に土をかけた。花壇には色とりどりのパンジーなども植えられた。

 来年6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭の成功を願い、県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」が行われ、柳沼専務が富岡町から託されたブナ製バトンを菅野村長に手渡した。職員を代表して復興対策課の高橋萌育(めいく)さん(22)が、村全体で花を育てることを誓った花いっぱいまちづくり宣言を読み上げた。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 村の花「ヤマユリ」

 村内に自生していることなどから、1976(昭和51)年に村の鳥ウグイス、村の木アカマツとともに制定された。村内各所で見ることができ、村民に広く親しまれている。夏になると直径20~25センチに成長した白い花が鮮やかに咲き競い、村内を美しく彩る。