花と緑で復興の歩み 相馬市で「花壇プロジェクト」

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
花壇を整備した菅野常務(後列右)、立谷市長(同右から2人目)と園児たち

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』花壇プロジェクト」は26日、相馬市の道の駅「そうま」で行われ、県の花ネモトシャクナゲと市の花サザンカを植えた花壇が完成した。参加者が花と緑を象徴に、復興の歩みを進めることを誓った。

 花壇の完成は塙町に続き51カ所目。セレモニーには立谷秀清市長、同道の駅の中沢正邦駅長、渡部卓市産業部長、福島民友新聞社の菅野厚常務、同市の日立木幼稚園児12人が参加。立谷市長と菅野常務がネモトシャクナゲ、中沢駅長と渡部部長がサザンカに土をかけた。園児らは黄色に染まった飾り花のスイセンに土をかけた。

 6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭に向け、県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」が行われた。菅野常務が塙町から託されたブナ製のバトンを立谷市長に手渡した。日立木幼稚園の村上琉大(りお)ちゃん(6)が花いっぱい街づくり宣言で、花を育て、笑顔あふれるまちにする決意を述べた。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 市の花「サクラ、ハマナスキキョウ、サザンカ」

 1976(昭和51)年3月に市政22周年を記念して制定された。春はサクラ、夏はハマナス、秋はキキョウ、冬はサザンカと四季ごとに制定、市民一人一人の心の結び付きを強め、より明るく豊かな相馬市にするという願いが込められている。