笑顔があふれる町へ 双葉町で「花壇プロジェクト」

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
菅野常務から苗木を受ける伊沢町長(中央)、舘下教育長(右)

 県内の市町村に各自治体の花を植える「ふくしまを花で飾ろう『市町村の花』の花壇プロジェクト」は28日、双葉町が役場機能を移しているいわき市の町いわき事務所で行われた。町に、県の花ネモトシャクナゲと町の花サクラの苗木が贈られ、関係者が町の復興へ誓いを新たにした。

 セレモニーの実施は57カ所目。町の町外拠点に位置付けられ、2月末から一部で入居が始まった同市勿来町の復興公営住宅に、花壇の設置を検討している。

 贈呈式には伊沢史朗町長、舘下明夫町教育長、福島民友新聞社の菅野厚常務が参加。菅野常務が伊沢町長にネモトシャクナゲ、舘下教育長にサクラの苗木を手渡した。

 伊沢町長が「遠くない時期に町に戻り、植樹できる場所を見付けたい」と述べ、花と笑顔があふれる町にする決意を示した。

 6月に南相馬市で開かれる第69回全国植樹祭に向け県民参加の森林づくりに取り組む「森林とのきずなづくり植樹リレー」も行われた。菅野常務が郡山市から託されたブナ製バトンを伊沢町長に手渡した。

 花壇プロジェクトは、農林中央金庫などによる「復興支援協定」の協力により、ネモトシャクナゲと自治体の花を植えた花壇を各市町村に整備する。

 町の花「サクラ」

 春の訪れを告げる名花のサクラで全町を埋め尽くすことで、心豊かな古里づくりがかなえられるとの思いから、1986(昭和61)年10月1日に制定された。学校や町民グラウンドなど町内主要施設の多くに植えられ、満開時は至る所でサクラが楽しめる。