ネコと少女の交流描く 絵本「トントンのようちえん」発刊

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
「だいじょうぶ ひとりじゃないよ」といったメッセージが込められた絵本「トントンのようちえん」

 福島市で果樹園を営む大内有子さんは、ナシ畑で生まれたネコと津波で被災した少女の物語を描いた絵本「トントンのようちえん」を発刊した。

 登場するのはネコのトントンと少女のジュンちゃん。家族のつながりや、つらい気持ちがふとこみ上げてくるときも心のよりどころはある―というメッセージを感じさせる内容に仕上がっている。

 大内さんが書いた物語と、イラストレーターのさいとうゆみさん(福島市)による優しいタッチの絵が、読む人の心を温かくする。また、ブログを通じて交流が生まれたオーストラリアのベリーズ夫妻による英訳が付いている。

 大内さんは、相馬農業高飯舘校や大沼高の演劇部の表現力に感動し、「表現すること」に触発された。「絵本の力は子どもの心の深い部分に残る」と考えて、表現方法として絵本を選んだ。

 価格は1500円(税込み)。購入者には物語に登場する虹を収めた写真も付ける。ラ・フランスとのセット販売もある。

 問い合わせはファクス(024・556・0363)で大内さんへ。