入賞者36人決まる、学校賞は3校 第9回みんゆう新聞感想文コンクール

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 福島民友新聞社の主催、福島民友会の共催で募集した「第9回みんゆう新聞感想文コンクール」の入賞者36人が6日、決まった。

 最優秀賞は小学3・4年生の部で大橋明莉さん(柏城4年)、同5・6年生の部で大塚優さん(柏城6年)、中学生の部で渡辺和泉さん(二本松一1年)、高校生の部で渡辺弥生さん(福島1年)の作品が輝いた。渡辺弥生さんは7年連続の最優秀賞受賞。学校賞は玉川一小、中央台南中、学法石川高の3校が選ばれた。表彰式は10日、福島市の福島民友新聞社で行われる。

 学習指導要領改定に伴い2011(平成23)年度から小学校、12年度から中学校で授業に「新聞の活用」が取り入れられている。

 コンクールは新聞記事の感想文を書くことで児童、生徒に広い視野と豊かな心を養ってもらうことが目的。県内の小学校26校、中学校50校、高校11校から計1365点の応募があった。

 ◆驚きや考え、力強くつづる

 入賞作品が6日決まった「第9回みんゆう新聞感想文コンクール」には、新聞を読むことで得た新鮮な驚きや、自身の考えなどを力強くつづった作品が寄せられた。

 小学3・4年生の部最優秀賞の大橋明莉さん(柏城4年)はプラスチックごみによる海洋汚染の記事を読み、プラスチックのストローやトレーを使い捨てにしていると「人にも体にも悪いことばかりになってしまう」と感想。学校で問題について伝え、一人一人が意識すること、ストローなどをむやみに使わないこと、1カ月に買うペットボトルなどの数を決めることなどが必要と述べた。

 同5・6年生の部最優秀賞の大塚優さん(柏城6年)は広島の収集家が、全体が残っているものとしては最古の日本地図を発見したとの記事を読み、まるで空から見て描いたような、予想以上にしっかりとした地図があったことに驚き「やっぱり歴史っておもしろい」と感じたと感想。「大の方向音痴」なのでカーナビや電子地図などのある現代の便利さ、ありがたみを感じたとした。

 中学生の部最優秀賞の渡辺和泉さん(二本松一1年)は「捨てられる新品の服『年10億点』」との見出しの記事と写真に衝撃を受け、関連する記事を調べたエピソードを紹介。流行を追い掛ける消費者のニーズに応えるため、製造コストを抑えようと大量に作った服が売れ残ってしまうことなどを知り、安価な服を作っている人々に思いをはせ「まずは服や食べ物を大切にすることから始めてみよう」との決意を述べた。

 高校生の部最優秀賞の渡辺弥生さん(福島1年)は染色家の志村ふくみさんについて書かれた連載記事を読み、志村さんの生き方や、志村さんを支える人々の存在に驚いたと感想。連載記事を掲載した新聞の役割に触れ「ニュースを得る」だけではなく「誰かの言葉や生き方などを伝え、何かをはっと気づかせてくれることもある」と新聞の魅力を述べた。

 ◆各部門の入賞者

 ◇小学3・4年生 ▽最優秀賞=大橋明莉(柏城4年)▽優秀賞=小野楓華(小金井4年)佐藤敬斗(杉田3年)目黒大翔(日新4年)▽入選=市川美鈴(南向台4年)上高理子(小金井4年)小林桃佳(柏城3年)矢吹美緒里(桜の聖母学院4年)渡辺湊(大島3年)

 ◇小学5・6年生 ▽最優秀賞=大塚優(柏城6年)▽優秀賞=小林未来(玉川一6年)桜井亮人(大島5年)藁谷琢也(湯本一6年)▽入選=江井あかり(鶴城5年)大竹唯斗(玉川一6年)亀山ひかり(大島6年)鴫原月那(福島大付5年)星一夢(小金井6年)

 ◇中学生 ▽最優秀賞=渡辺和泉(二本松一1年)▽優秀賞=小賀坂百合(信陵2年)桜井喬仁(郡山五3年)鈴木ゆわ(中央台南1年)▽入選=小松美月(中央台南3年)坂本絢音(中央台北3年)白坂聡一朗(北信3年)鈴木真優(須賀川三3年)星歩(中央台南2年)

 ◇高校生 ▽最優秀賞=渡辺弥生(福島1年)▽優秀賞=金沢瑛歩(学法石川2年)佐藤令(福島西3年)鈴木麻由(安積2年)▽入選=高橋由輝(学法石川2年)竹内綾花(小野3年)鈴木優花(学法石川2年)二瓶翔馬(福島明成1年)渡部莉央(喜多方桐桜3年)

 ◇学校賞=玉川一小、中央台南中、学法石川高