福島県内河川で「アユ釣り」好調 にぎわう阿賀川、久慈川

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大勢の釣り客でにぎわっている阿賀川=25日、会津若松市

会津盆地を流れる阿賀川(大川)や矢祭、塙、棚倉の3町を流れる久慈川など、県内の河川でのアユ釣りが県内外からの愛好者らでにぎわっている。近県の河 川が渇水や増水でアユが釣れず、県内に集中しているのが要因という。県内の河川は東京電力福島第1原発事故の影響で県外からの釣り客が減少していただけ に、関係者は「風評払拭(ふっしょく)に向け明るい兆し」と歓迎している。

 今月1日からアユ釣り解禁となった会津若松市の阿賀川には連日、大勢の釣り人が集まる。晴天が広がった25日も、川沿いには「会津」以外のナンバーを付 けた車がずらりと並んだ。毎年、栃木県にアユ釣りに出掛けている郡山市の会社員男性(35)は「栃木だけでなく、近県の河川も不漁と聞いている。そのため 県外から釣りに来る人が多い」と話す。阿賀川を管轄する会津非出資漁協(会津若松市)によると、今年の一日釣り券の売れ行きは25日現在、約270枚。震 災のあった2011(平成23)年は16枚にとどまり、昨年までは同水準だっただけに、今年のにぎわいが際立つ。同漁協は急きょ、24日にアユ350キロ を放流、さらなる追加放流も検討している。