木戸川で「サケの一本釣り」復活 楢葉、5年ぶり試験的に

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一本釣りで豪快な引きを堪能し、釣り上げたサケを手にする参加者=31日、楢葉町・木戸川

 東日本大震災と原発事故以降中断していたサケ漁が本格再開した楢葉町の木戸川で31日、5年ぶりにサケの一本釣りが行われた。

 来年度からの本格的な一本釣り再開に向けて、数量の把握や復興へのアピールなどを目的に、楢葉町が試験的に行った。今回、釣ったサケは一部復旧工事が完了したふ化施設で、5日から始まる採卵事業に使用される。

 一本釣りは2日間限定で木戸川漁協が許可した県内外の木戸川釣り愛好会員ら約60人が参加。初日は30人がルアーや餌などで一本釣りに挑戦した。

 参加した釣り人たちはサケとの駆け引きを楽しんでいた。午前7時から正午までに全体で70匹釣り上げ、最大で体長86センチ、重さ約7キロだった。

 サケの捕獲は禁止されているが、同河川では調査事業のため震災前まで許可制で行われていた。一本釣りはサケの引きが強く、地域が限定されることなどから熱心なファンが多い。最終日の1日も午前7時から正午まで行われる。