ワカサギ釣り準備進む 「K-ZAN」道具の点検、調整ピーク

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
ワカサギ釣りの解禁を前に、電動リールや竿先の調整に追われる高木さん

 ワカサギ釣り解禁を前に、手作りにこだわるワカサギ釣り用具メーカー「K―ZAN」(会津若松市)は製造や顧客の道具の点検などが忙しさのピークを迎えている。約40年製造を続けているオーナーの高木和則さん(69)は「小さなあたりを逃さないよう、微妙な調整が必要。何より経験が生きる作業」と笑顔を浮かべる。

 高木さんはワカサギ釣りに魅了され、電動リールや金属竿(さお)先を手作りするようになった。今では老舗トップメーカーとしての地位を確立し、会津桐や会津塗、蒔絵(まきえ)の技術を駆使した電動リールや、長さ、厚さ、曲がり具合が微妙に違い5000通り以上の種類があるというステンレス製の竿先が不動の人気を集めている。全てが手作業だ。

 まねができない「職人の技」は日本全国にファンがおり、高木さんは「ワカサギ釣りを心から楽しめる道具を作り続けたい」と話す。