【西根堰ふるさとウオークー魅力紹介(下)】生活支える静かな流れ

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桑折町の街中を流れる西根堰。かつては生活用水などとしても使われていた

◆5キロコース 水が交わる仕組み知ろう

 5キロコースではスタート地点の桑折町ふれあい公園から約10分で、西根堰が見えてくる。場所は町役場に近いまちなか。住宅が多く並ぶ中、西根堰は静かに流れている。

 西根堰は農業用水としてだけでなく、生活用水や防火用水としても利用されていた。桑折町にはかつて、奥州街道の宿場町「桑折宿」があり、まちの暮らしを支える存在でもあった。

 まちなかを過ぎ、JR東北線の踏切を越えて少し進むと、「芝堤頭首工」が見えてくる。ここでは西根堰上堰と、まちを流れる産ケ沢川が交差する。頭首工は川の水を用水路に取り入れる施設。

 「籔内サイフォン」のように川の下をくぐらせるのではなく、じかに交わる。芝堤頭首工では、産ケ沢川の進行方向に水門があり、横切る西根堰に水が加わるようになっている。

 コンクリートがなかった江戸時代などには、木のくいや枝を組み合わせて水をせき止める、小さなダムのようなものをつくっていたという。  当時の最高の土木技術によりつくり上げられた西根堰。

 何気なく流れているが、仕組みを知れば知るほど、その奥深さに感心させられる。

■受付場所 桑折町ふれあい公園

■受付・スタート 午前8時30分より受け付け開始。同9時から開会式、同9時30分から15キロ、5キロ、まなぶん5キロの順でスタート

■定員 1500人(うち、まなぶん5キロコースは先着100人)

■参加料 一般700円、民友ゆうゆう倶楽部会員600円、中学生以下300円 ※当日参加は各200円増し、未就学児は無料

■申し込み 往復はがきかインターネットで

■締め切り 30日(月)必着

■問い合わせ 福島民友新聞社事業局(電話024・523・1334)