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寺島洋子さん
(福島市森合)
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玄関前
小さなオアシス
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店の入り口の小さなスペースを埋めた草花と寺島さん
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東手に信夫山を仰ぎ見る福島市の飯坂街道沿い。目の前の県道では、ひっきりなしに自動車が行き交い、時折、電車が車体を揺らし通り過ぎる。居酒屋「やじろべい」の玄関前は、そんな喧騒(けんそう)の中で一瞬、心を和ませてくれる小さなオアシス。
県道の拡幅整備に伴い店舗兼自宅を新築した翌年の2003(平成15)年、店主の寺島洋子さん(59)が、店の前の細長い三角形のスペースに「一からこつこつ」作り始めた。「初めは自家用車の駐車場。でも、人目にもつくからと、レンガを積んだステップや小さな花壇を作ってから、少しずつ花を増やした」と寺島さんは振り返る。
周りに家が立て込み「人にとっては日当たりが良くない」条件も、西や南からの強い日差しが入らず「明るい日影」をつくり出し、草花の栽培にマッチした。今、薄いグリーンのアサギリソウや赤茶色のコリウスなど葉の多彩さが楽しい鉢植えの中で、ポーチュラカーが鮮やかな花をつける。
「ずっと庭がないとガーデニングはできないと思っていた。でも今では、お客さんや道行く人たちが『きれいですね』と声を掛けてくれる」と寺島さん。「これからは野菜作りも」と夢を膨らませる。
(2007年9月7日 私とガーデニング) |
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