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湯ノ岳

< 標高 593m >
(いわき市)


湯ノ岳
豊かな自然と山頂からの眺めが魅力の湯ノ岳。炭鉱のまちとして栄えた常磐地区の住民はじめ市民から親しまれている
   
山を楽しむ
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市民に愛される豊かな自然
     
   

 常磐道上り線湯ノ岳パーキングエリア付近を走っていると、右手の視界に入ってくる。海のイメージのいわきにも、市民から親しまれている山は多く、湯ノ岳もその一つ。
 湯ノ岳は、いわき市の中心市街地から南西へ約10キロの所にある。かつては僧侶たちが修行する場所だったという。山のふもとには、いわき湯本温泉郷が広がる。湯ノ岳を源流とする藤原川は、常磐地区南部を西から東へ流れている。
 頂上まではパノラマラインが整備されている。山頂付近には駐車場があり、そこから数分歩くと展望台に到着する。西には阿武隈山系、東にいわき七浜を眺望できる絶景ポイント。思わず360度の大パノラマに見入ってしまう。
 展望台から約1キロ離れた場所にある山頂へは、パノラマラインの脇から登ることができる。雪の多さが目に付く。所々に動物らしい足跡がある。20分ほど登っていくと山頂に着く。雑木林の間から目を凝らすと遠くに小名浜港が見えた。
 登り口まで下りている途中、山頂へ向かう一人の男性と出会った。同市内郷の登山愛好家高木生二さん(74)で、健康のために湯ノ岳を登っているという。「湯ノ岳の自然は本当に素晴らしい。時間を忘れてしまう」と笑顔で話した。
 藤原登山口から登るコースでは、滝や巨木など豊かな自然が登山者を迎える。湯ノ岳には丸山公園に隣接する湯の岳山荘があり、森林体験できる。展望台からの夜景も人気がある。

     
湯ノ岳
湯ノ岳のふもとのいわき湯本温泉郷には温泉掛け流しの足湯が設けられている。登山で疲れた足を癒やしてくれる
■参考コース・時間
藤原登山口(10分)→御前坂・御前滝分岐(1時間)→山頂。車ではパノラマラインを通り展望台まで行くことができる
■問い合わせ先
いわき市総合観光案内所=電話0246・23・0122
   
(2008年2月29日 〔山を楽しむ〕文・佐藤正一 写真・吉田義広)
 

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