【二本松】龍泉寺「翔龍桜」満開 歴史物語る桜、幻想的な光景

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
幻想的な光景を見せる龍泉寺の翔龍桜

 二本松市二伊滝の曹洞宗龍泉寺(武田良典住職)で悲運の信濃国(長野県)長沼藩主ゆかりの「翔龍桜」のライトアップが始まり、幻想的な光景が訪れる人を魅了している。点灯は12日までで、ちょうど満開の時期を迎えている。

 翔龍桜は、日向国(宮崎県)高鍋藩主秋月家から長沼藩主佐久間家へ養子に入り4代藩主となった佐久間織部勝親(かつちか)にゆかりがある。勝親は徳川5代将軍綱吉から御側小姓を命じられたが病と称して辞退しとがめられ、領地没収、二本松藩丹羽家お預けの身となった。辞退の理由は奥女中とのかなわぬ恋が原因ともされる。1691(元禄4)年に23歳で病没した。その際に供養のために植えられたと伝わる。樹高約25メートル、枝張り最長約30メートルのエドヒガンザクラ。根がむき出しになっており、その荒々しさが特徴。樹齢は約325年とみられ、寺前の棚田を見下ろすように咲いている。