【二本松】水面に映る「中島の地蔵桜」 光の演出...幻想的な光景

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ライトアップされた姿が鏡のように水面に映り込み、幻想的な光景を見せる中島の地蔵桜

 二本松市針道の桜の名所「中島の地蔵桜」は9日、ライトアップが始まった。暗闇の中に照らし出されたピンク色の桜が田んぼの水面に鏡のように映り、幻想的な光景が訪れる人を魅了している。25日までの予定。

 地蔵桜は、かつては周囲に松の木などが立ち、あまり注目を集めることはなかった。地元有志が周辺を整備すると、桜の美しい姿や残雪の安達太良山をバックにしたロケーションが人気を集めて大勢の観桜客が集まるようになり、ライトアップも毎年行っている。

 推定樹齢約200年のシダレザクラで、樹高は約10メートルと高くないが、横に約30メートル張った枝ぶりが美しい。妖艶な姿で「女性的な桜」ともいわれる。松の木に抑えられ、枝が横に伸びたと考えられている。

 ライトアップは中島の地蔵桜を守る会(鴫原俊郎会長)が投光器で行い、毎日午後6時30分から同9時30分まで点灯している。周囲に遊歩道が設けられており、桜の周囲を一周できる。見る角度で違う表情を見せる。市東和支所に近く、国道349号から約500メートル離れた場所。