【県内】福島市の満開「史上最速」 三春滝桜開花、桜名所で準備大慌て

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観測史上タイの早さで桜の満開が宣言された福島市。市内各地で美しく咲き誇り、訪れた人を魅了している=2日午後、福島市渡利・弁天山公園

 福島地方気象台は2日、福島市の信夫山で桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。平年より11日、昨年より10日早く、1953(昭和28)年の観測開始以来、2002年と並んで最も早く満開となった。三春町の三春滝桜も同日、観測史上最も早く開花宣言が出された。新年度早々、駆け足で訪れた桜シーズン。見ごろの時期に間に合わせようと、桜祭り関係者らが準備に追われる事態となっている。

 青空が広がった2日、福島市では信夫山のほか弁天山公園でも桜が見ごろを迎え、市民らでにぎわった。また、いわき市の小名浜特別地域気象観測所(旧小名浜測候所)に植えられているソメイヨシノも1日に満開となった。発表した小名浜まちづくり市民会議によると福島市と同様観測史上02年と並んで最も早く、平年、昨年より11日早い。

 県内各地で桜の開花時期に合わせた各種イベントの関係者が準備を急いでいる。

 川俣町では14、15の両日に予定している町中央公園桜祭りの開催時期の前倒しを検討。3月末に開花した福島市の大森城山公園では、「さくらまつり」に合わせたライトアップの開始を3日間前倒しし4日に始める。まつりを主催する市信夫観光協会は「もっと早めたかったがこれが限界。今年は桜が早過ぎる」と困惑した様子で話した。