【ヒナノキンチャク】岩場に咲く愛らしい花 絶滅危惧種、田村で開花

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愛らしい花を咲かせるヒナノキンチャク=田村市滝根町・あぶくま洞

 近い将来絶滅する危険性が高いとして環境省が「絶滅危惧1B類」に指定している植物「ヒナノキンチャク」が、田村市滝根町のあぶくま洞周囲の岩場などで開花し、愛らしい姿を見せている。

 あぶくま洞のヒナノキンチャクは、福島大の大学院生らの研究グループが発見し、昨年、学会誌に論文が発表されたばかり。千~2千個体が生育し、国内最大の群生地とみられるという。

 論文などによると、ヒナノキンチャクは、7~15センチでピンク色の花が咲く。ヒメハギ科で、果実が巾着に似ていることから和名が付いた。本州・四国・九州に分布し、日当たりのよい山野や石灰岩地に生える。