初の国民の祝日「山の日」 福島県内の夏山、登山客でにぎわう

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猪苗代湖周辺を背景に思い思いに過ごす登山者たち=10日午前11時37分、磐梯山

 8月11日は、今年から始まった国民の祝日「山の日」。福島県内の夏山は連日大勢の登山客でにぎわう。

 猪苗代、磐梯、北塩原の3町村にまたがる福島県を代表する名峰・磐梯山(1816メートル)は10日、好天に恵まれた。夏休みの家族連れや登山愛好者が訪れ、山頂からの絶景を楽しみながら、あらためて「宝の山」の恩恵に感謝した。

 入山した登山客は深まる緑や急な岩肌を越え、弘法清水の冷たい湧き水でのどを潤した。山頂付近では噴火が作り出した裏磐梯の湖沼群や猪苗代湖、安達太良連峰などが一望でき、たどり着いた登山者から歓声が上がった。大パノラマを満喫した千葉県の登山者(9)は「たくさんの湖が見られ、景色が良かったので楽しく登れた」と話した。

 浄土平きれいに...「山の日」記念・クリーン登山

 今年から祝日に制定された「山の日」に合わせ、NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT―J)福島支部(岡崎正治支部長)は11日、福島市の浄土平周辺でクリーン登山を行い、会員が登山道周辺に落ちたごみを拾い集めた。

 クリーン登山には岡崎支部長ら同支部会員7人が参加。同NPOは国内外で山の環境整備活動に取り組んでおり、同支部も毎年、県内でクリーン登山を行っている。

 浄土平周辺は夏休み期間中の祝日ということもあって多くの登山者らでにぎわっており、会員らは鎌沼や吾妻小富士などに整備された登山道を歩きながら、約2時間をかけて美化活動に汗を流した。