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味な旅
太郎寿し(相馬)

【2006.12.15】
海の幸ふんだんに特上にぎり
地元原釜から仕入れた新鮮な海の幸をふんだんに使った特上にぎり一人前、吸い物付き(2940円)
落ち着いた雰囲気の1階カウンター席のガラスケースには内山さん厳選のこだわりのネタが並ぶ
 ネタにこだわりさえる職人の技
 
 相馬市で知らない人はいないほどの有名店。その味を求め、遠くは仙台市や福島市から常連客が駆けつける。落ち着いた店構えののれんをくぐると威勢のいいご主人内山計太郎さん(60)が笑顔で出迎えてくれる。
 郡山市生まれの内山さんは20歳の時に親類が経営する相馬市のすし店で修業を開始。それから20年後の1986(昭和61)年9月、40歳で独立、念願の「太郎寿し」をオープンした。内山さんにとって今年は還暦にして、すし職人40周年、太郎寿し開業20周年の記念すべき年。
 「お客さまのご要望には極力お応えする」がモットーの同店では毎日、地元の原釜港から仕入れた新鮮なホッキ貝やアナゴ、ヒラメなど季節ごとの生きのいい魚がケースに並ぶ。
 トロやウニはもちろん、特におすすめなのが「タコ」。この道40年の内山さんが「ゆで方がポイント」と話す自慢の1品はやわらかくて歯切れが良く、薫り高い絶品にぎりが味わえる。さらに内山さんいわく、これからの季節はサバ、マダラの白子などもおすすめとか。
 「昔からすしは『寿を司る』や『魚へんに旨(うま)い』と記されてきたように、すしは常に皆さんのごちそうでありたい」とすしづくりへの情熱を熱く語る内山さんは近年、回転ずしチェーン店の台頭やデパート、スーパーでの店頭販売などを受け、変動の時代を迎えるすし業界にあっても、「生涯一すし職人」のこだわりとプライドを忘れない。
 1階のカウンター席のほか、2階には6畳間3部屋を配置、20人までの宴会がOK。忘新年会の予約も受け付けている。内山さんの職人の技が光るおいしいすしと酒を楽しみながら、家族や友人など気が置けない仲間同士で気軽に語らってみてはいかがだろう。
近くを歩く
 
 ドライブに最適 松川浦大橋/原釜海水浴場も

 

 【内山計太郎さんの観光ガイド】

 お店はJR相馬駅から車で5分ほどのところにあります。さらに国道6号を越えれば、車で15分ほどで夏には海水浴客でにぎわう原釜尾浜海水浴場や、景観も素晴らしく、ドライブに最適な松川浦大橋があります。

「生涯一すし職人」へのこだわりを忘れない内山さん
▽場所 相馬市中村字泉町8−10
▽電話 0244・36・1341
▽営業時間 午前11時から午後10時
▽定休日 月曜日
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