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味な旅
玉萬茶屋(福島)

【2005.07.08】
古代米使った「赤釜めし」
玉萬茶屋の人気商品「五目赤釜めし」 蔵の店舗が雰囲気を醸し出す
 紫色のご飯/栄養も満点

 
玉萬(たままん)茶屋を訪れ、初めて「赤釜めし」を注文した客は、紫のご飯の色にびっくりする。
 10年前に「体に良いもの」にこだわり、古代米を使用した釜めしを考案した。古代米は、稲の原種の特徴をよく受け継いでいる米。9割の白米に対し1割の割合で混ぜた古代米が、甘みと香りを主張している。古代米は、栄養も満点だが、炊きあがると鮮やかな紫色になり、目で見ても楽しい。「(古代米は)白米に比べ、鉄分、カルシウムなどが豊富。滋養強壮、血液循環などに効果がある」と上竹さち子店長は話す。
 赤釜めしは「体に配慮した」という健康志向と「紫色のご飯」という珍しさから、県内外から一度食べてみようと、客足が引きもきらない。週末などのピーク時は、釜めしだけで、1日200食が飛ぶように売れる。
 食材にもこだわりがある。ニンジンやゴボウ、タケノコなど約9種類の野菜を使っているが、地産地消を考え、すべて地元産だ。
 熱いうちに食べてもらおうという思いから、提供するタイミングに細心の注意を払っている。「釜めしは温度や時間を正確に、一つずつ丁寧に炊きあげている。炊きあがりを召し上がっていただくためにも、団体のお客さまには予約をお願いしている」と徹底している。
 「消化が悪いとして遠ざけられた古代米が、現代によみがえるのは、体に良いと分かってきたから。歯ごたえがあるので、よくかむことになるし、消化したあとには、内臓の機能を助ける」と、上竹店長は古代米に対するこだわりを語る。
 甘みが強い古代米の特徴を生かし、古代米を加えたもちやうどんなどの商品も次々と売り出した。「子どもやお年寄りも安心して、おいしく食べられる」と評判だ。健康志向と、飽きさせない商品展開で、リピーターはますます増えていきそうだ。 
近くを歩く
癒される土湯温泉/景観と工芸の四季の里

 【上竹さんの観光ガイド】

 
福島市は自然が多く、空気も澄んでいます。
 土湯温泉は、緑に囲まれ、体も心も温まる癒やされる温泉です。四季の里では、四季折々の景観や伝統工芸を楽しめるので、一年中、観光客でにぎわっています。
「古代米の味を楽しんで」と話す上竹店長
▽場所 福島市荒井檀ノ腰5
▽電話 024・593・0800
▽営業時間 午前11時―午後3時 午後5時―午後9時
▽定休日 元日
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