minyu-net

 
グルメ ホーム 県内ニュース スポーツ 連載 社説 イベント 観光 健康・医療 購読申込  
 
味な旅
芳本茶寮(猪苗代)

【2005.08.05】
地元の素材生かして調理
わっぱ飯や手打ちそばなど会津の郷土料理を堪能できるセットメニュー「千代田」。右奥は宴会メニューで味わえる「アユの有馬煮」と「裏磐梯産ジュンサイ入りもずく酢」 落ち着いた雰囲気の大広間。窓からは磐梯山を臨める。冬の終わりには、近くの水田にハクチョウが飛んでくることもあるという
 看板メニューはわっぱ飯とそば

 磐梯山や猪苗代湖など本県を代表する観光地・猪苗代町。猪苗代町役場向かいの趣ある和風建築の建物が芳本茶寮だ。会津ならではの郷土料理と本格的な懐石が味わえる店として、町内外にファンが多い。
 オープンは1998(平成10)年。もともとは猪苗代駅前で居酒屋を営んでいたが、「会津の伝統的な郷土料理を多くの人に味わってもらいたいと心機一転して、開店しました」と、おかみさんの梶マサ子さん。
 モットーは、地元の素材を生かした調理をすること。米は会津地方の契約農家から玄米のまま購入し、自家精米している。そば粉も地元・猪苗代町のものを使用。看板メニューは「わっぱ飯」と手打ちそば。わっぱ飯とは、昔の会津地方で弁当箱として使われた丸い木製の器に、だしで炊いたご飯を盛り、煮付けたワラビなどの山菜、サケの切り身などを乗せた料理。ご飯と具をしゃもじでかき混ぜ、茶碗(ちゃわん)によそって食べると、口の中に素朴な味わいが広がる。そばは、料理長の梶兼次さんが毎日、手打ちする。コシがあり、のどごしのよいそばは、地元のそば通もうならせるほどだ。
 セットメニューは、わっぱ飯とそば、地元の山菜などを使った天ぷら、刺し身、茶碗蒸しが味わえる「磐梯」(1890円)、これに福島牛の「朴葉(ほおば)焼き」、会津伝統の「ニシンの山椒漬け」が付いた「千代田」(2625円)などが人気。夜の宴会コースでも旬の素材を使った料理が楽しめる。
 部屋は約60人収容の大広間や小部屋などがあり、窓からは磐梯山と、のどかな田園風景が見られる。「観光客の方はもとより、地元の方々にも愛される店を目指したい」と梶料理長。脈々と受け継がれてきた郷土の味を守り続けている。  
近くを歩く
 天鏡台からの絶景/町営牧場のヒマワリ畑

 【梶料理長の観光ガイド】

 
磐梯山南側の中腹にある天鏡台からの絶景をぜひ、楽しんでほしい。夏の猪苗代湖や、秋の収穫時に見られる黄金色の田園風景は見もの。これからの季節は、近くの町営牧場で一面に咲くヒマワリも見ることができる。 
「郷土料理を通して、会津のファンを増やしていければ」と梶兼次料理長
▽場 所 猪苗代町城南139ノ1 
▽電話 0242・62・5515
▽営業時間 午前11時−午後2時(ラストオーダー)、午後5時−同7時30分(ラストオーダー)
▽定休日 不定
THE FUKUSHIMA MINYU
 

福島民友新聞社
〒960-8648 福島県福島市柳町4の29

個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN