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味な旅
泉田川観光食堂(浪江)

【2008.10.16】
新鮮なサケ使った“秋の味”
泉田川観光食堂 泉田川観光食堂
ぷりぷりの食感が自慢のイクラ丼定食と人気の刺し身 テーブル席のほか、座敷もあり約400人を収容できる
 浪江町の秋の風物詩として全国に広く知られているサケ漁。請戸川(泉田川)が太平洋に注ぐ河口には、長さ124メートルを誇る東北最大級の簗(やな)場が設けられ、シーズン中は豪快な地引き網漁が行われる。
 店は、簗場の目の前にあり、水揚げされたばかりの新鮮なサケが味わえることから人気を呼び、連日、県内外から大勢の客が訪れにぎわっている。
 現在店を経営する社長の豊口雄幸さん(70)によると、食堂は長い歴史があり、今の体制になったのは1979(昭和54)年からという。
 古くからの地元住民の話では、食堂は50年代にふ化場の中で地元の住民らが始めたのがきっかけと懐かしむ。
 店のこだわりはなんと言っても立地を生かした食材の新鮮さ。捕れたてのサケを、豊口さんが確かな目利きで毎日仕入れている。また、使用する野菜や米はすべて地元産で、地域の主婦ら12人が腕によりをかけて調理している。
 メニューは、石狩鍋にイクラ盛りや炊き込みご飯、白子焼など、サケのうま味を味わい尽くせる「サケ定食フルコース」のほか、ぷりぷりとした食感が自慢の「イクラ丼定食」、イクラ入りの炊き込みご飯と特製たれを付けて焼いたサケの照り焼きが楽しめる「サケ定食」が好評を得ている。
 定食のほか、クリームパスタや弁当、紅葉汁も人気という。
 簗場では毎年、約6万匹のサケが水揚げされる。関係者によると、サケの遡上(そじょう)が本格化するのは今月末から。
 豊口さんは「新鮮なサケをふんだんに使った『秋の味』を堪能してほしい」と、地元名物の味覚に胸を張る。
近くを歩く
 奇岩並ぶ川沿いと見事な紅葉

 【豊口雄幸さんの観光ガイド】

 泉田川と高瀬川が合流する請戸川。高瀬川の上流の渓谷は県立自然公園に指定されている景勝地です。遊歩道を歩くと、奇岩が並ぶ川沿いに鮮やかに色づく紅葉を楽しめます。浪江町出身の作曲家佐々木俊一の譜碑も見学できます。

泉田川観光食堂
「新鮮なサケのおいしさを味わってほしい」と話す豊口社長
▽場所 浪江町北幾世橋字荒井前72 
▽電話 0240・34・3233
▽営業時間 午前10時30分から午後3時30分
▽定休日 サケ漁シーズンは毎日営業。11月末まで(サケ漁の状況により12月初旬まで)
【おすすめメニュー】
▽サケ定食フルコース2620円
▽イクラ丼定食   1680円
▽サケ定食     1250円
▽石狩鍋(2人前) 1500円
▽クリームパスタ   750円
▽サケの刺し身    520円
▽紅葉汁       310円
▽サケ弁当      520円
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