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味な旅
四季料理味感さとう(浪江)

【2005.08.26】
一流懐石の味、技、人柄
季節の食材をふんだんに使った懐石料理。一皿一皿に匠のこだわりがある 静寂な雰囲気を意識した店内。客は座敷で心ゆくまで料理を堪能する
 折々の食材ふんだんに
 

 「椀物・伊勢エビの吉野煮」「吸い物・マツタケの土瓶蒸し」「焼き物・スズキウニ焼きとクルトンポテトバター焼きの重ね焼き」など初秋の懐石料理が所狭しと並ぶ。「四季料理味感さとう」は、常磐沖の新鮮な魚介類など四季折々の食材をふんだんに使った日本料理が堪能できる料理店だ。
 店は浪江町の桜の名所・泉田川遊歩道沿いで、情緒ある玄関を入ると、店主の佐藤澄則さん(54)と妻千恵さん(53)が優しい笑顔で出迎える。店内は落ち着いた雰囲気の中で料理を味わえるようにーとの思いから座敷で形成され、陶磁器や障子、ふすまなど店内は佐藤さんと千恵さんの料理に寄せる情熱を感じさせる。
 佐藤さんは20歳で料理の道を志し、出身地のいわき市や浪江町のホテル・旅館で料理長などを務め、腕を磨いた。1994(平成6)年に同町内に店を構えた後、99年に現在の店舗を新築し、移転。女性向けの一品料理から男性向けの酒席のさかなまでメニューは豊富で、刺身、焼き物、煮物、串焼きなど「四季」にこだわった料理が並ぶ。
 「日本料理の道は気力が続く限り精進を続けること」と話す佐藤さんの座右の銘は「一食一会」。佐藤さんは「常にお客さんに感動してもらえる料理をつくり、幸せな一時を過ごしてもらいたい」と思いを語る。懐石の一流の技と味、人柄を愛するファン・常連客が集う「藤の会」は毎回大好評で、参加者は日本料理の伝統に匠の創意工夫、一流の技が詰め込まれた四季折々の料理を心行くまで堪能する。
 懐石料理は予約制で、中でも「レディース懐石」(4200円)はおすすめ。昼の部の「日替わりランチ」(790円)もサラリーマンやOL層に大人気で、気軽に楽しめる日本料理店としても多くの支持を集めている。
近くを歩く
 11月に十日市/300の露店、大道芸大会も 

 【佐藤さんの観光ガイド】

 毎年11月下旬には、同町の中心市街地・新町通りを歩行者天国として「十日市」が開催される。開催3日間は約300店舗の露店が軒を並べ、県内外から大勢の買い物客が訪れる。大道芸大会などさまざなまイベントも開催される。

「一食一会」の気持ちで料理の道を歩む佐藤さん


▽場所 浪江町権現堂字下川原70−3
▽電話 0240・35・5450
▽営業時間 昼の部・午前11時30分ー午後1時30分  夜の部・午後5時ー午後9時
▽定休日 水曜日
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