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味な旅
小判寿司(棚倉)

【2005.12.16】
季節の魚 絶品の江戸前
本マグロや天然生けヒラメ、東京湾のアナゴ、煮ハマグリなど旬のネタが並び、人気の地酒とともに堪能できる 城下町の情緒が残る棚倉町の大通りに店を構える「小判寿司」
 素材にこだわり/全国の味を提供

 城下町の情緒が残る棚倉町の大通りに店を構え九年目を迎える「小判寿司」。「内陸部にも江戸前の味を届けたい」という素材一つ一つにかけるこだわりがにじみ出ている人気店だ。
 大将の和知慎吾さんは、仙台一番町にある小判寿司で8年間修業を積み、1997(平成9)年にのれん分けを経て開業。本家の鞠古仁親方の教えを受け継ぎ、季節の魚で江戸前寿司を握るその表情には職人としての自信が表れている。
 ネタの仕入れは産地選びから目を光らせ、東京・宇都宮から定期的に、郡山へは本人がほぼ毎日足を運び、その日の分しか仕入れないこだわりを見せる。
 地元産米を自家精米したしゃりと、自ら仕込んだネタのバランスは絶品との評判。「口の中でとろけるように感じるのは、形、大きさ、味のバランスがとれているから」と和知さん。当然ながら日ごろからその日一番の自慢の味を提供している。
 季節ごと、来店するたびにおすすめが変わるのが魅力の一つ。本マグロ、東京湾のアナゴ、寒ブリ、煮ハマグリ、しめさば、バフンウニなど全国各地の味が満喫できる。
 卵焼き、さつまあげといった自家製のメニューも人気で、全国の地酒も豊富にそろい、雰囲気とともに時間がたつのも忘れてしまうほどに居心地のいい空間が広がっている。
 「陸地の店でも季節の産地の素材を積極的に取り入れ、楽しんでもらえるようこだわりを持ってお届けしている」。和知さんの、常に創意工夫を忘れぬ姿勢にひかれ、町外から訪れる常連客も多い。
 一般的に敷居が高いと敬遠されがちなすし店だが、落ち着いた雰囲気の店内と粋な大将の笑顔に誘われて、多くの客が満足して帰って行く。
近くを歩く
情緒豊かな城跡/多彩な四季 山本不動


 【和知さんの観光ガイド】

 市街地整備が進む棚倉城跡と周辺、四季折々の表情が楽しめる山本不動がおすすめ。城跡周辺を歩くのであれば、棚倉郵便局隣の望希蔵に寄り道してみて。情緒ある城跡を散策した後のおいしいコーヒーは心を癒やしてくれるはず。
「江戸前の味を届けたい」と話す和知さんと弥生夫人

▽場所 東白川郡棚倉町古町30―2
▽電話 0247・33・7337
▽営業時間 午前11時30分―午後2時、午後5時―午後11時※ネタがなくなり次第終了
▽定休日 毎週水曜日

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