東京・新橋で「ふくしまの酒まつり」 54蔵元から最多170銘柄
全国新酒鑑評会の金賞受賞銘柄数が6年連続日本一を記念した県の日本酒PRイベント「ふくしまの酒まつり」が6日、東京・新橋のJR新橋駅前SL広場で始まり、本県の豊かなコメと水、杜氏(とうじ)の優れた技術が生んだ地酒を味わおうと多くの来場者でにぎわっている。7日まで。
3回目の今年は54蔵元から過去最多の170銘柄が出品された。開始のセレモニーでは畠利行副知事が「本県が元気を取り戻している源が日本酒であり、国内外から高い評価を得ている。福島の酒を愛する皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」とあいさつ。有賀義裕県酒造組合会長が乾杯の発声で、7年連続日本一への決意を述べた。俳優の六角精児さんらによるステージイベントも繰り広げられた。来場者には「ふくしまの酒新聞」が配られた。
最終日は午後4~9時。会場で販売する当日券は5枚つづりで1000円。
県は東日本大震災後の支援に謝意を伝えようと、チケットの売り上げ収入全額を北海道地震や台風21号、西日本豪雨の被災地への義援金に充てる。会場にも募金箱を設けている。
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