知事賞に3銘柄 会津若松で県秋季鑑評会

 
純米酒の部で酒の香りや味のバランスを確認する審査員

 県酒造組合(有賀義裕会長)の県秋季鑑評会は11日、会津若松市で開かれ、最高賞の知事賞に吟醸酒の部は雪小町(渡辺酒造本店・郡山市)、純米酒の部は奥の松(東日本酒造協業組合・二本松市)、煌(きらめき)酵母の部は真実(豊國酒造・会津坂下町)が選ばれた。

 鑑評会は毎年、春と秋の2回開かれている。今回は吟醸酒の部に80点、純米酒の部に58点、煌酵母の部に8点が出品された。江村隆幸仙台国税局鑑定官室主任鑑定官、日本酒研究家の松崎晴雄さん、鈴木賢二県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター醸造・食品科長ら15人が審査員を務め、香りや味のバランス、味の調え方などを審査した。

 知事賞の表彰式は12月14日に福島市のサンパレス福島で開かれる「金賞酒の夕べ」の席上、行われる。

 金賞受賞酒次の通り。

 ◇吟醸酒=奥の松(東日本酒造協業組合)開當男山(渡部謙一)一生青春(曙酒造)田島(会津酒造)廣戸川(松崎酒造店)玄宰(末廣酒造博士蔵)東豊国(豊国酒造・古殿町)滄海(豊國酒造・会津坂下町)会津吉の川(吉の川酒造店)千功成(檜物屋酒造店)会津中将(鶴乃江酒造)人気一(人気酒造)榮四郎(榮川酒造)三春駒(佐藤酒造)國権(国権酒造)金水晶(金水晶酒造店)京の華(辰泉酒造)弥右衛門(大和川酒造店)明和蔵(笹の川酒造)

 ◇純米酒=会津(会津酒造)三春駒(佐藤酒造)開當男山(渡部謙一)会津吉の川(吉の川酒造店)國権(国権酒造)会津中将(鶴乃江酒造)雪小町(渡辺酒造本店)玄宰(末廣酒造博士蔵)善き哉(名倉山酒造)京の華(辰泉酒造)超(豊国酒造・古殿町)夫婦さくら(豊國酒造・会津坂下町)会津ほまれ(ほまれ酒造)廣戸川(松崎酒造店)弥右衛門(大和川酒造店)天明(曙酒造)大和屋善内(峰の雪酒造場)

 ◇煌酵母=國権(国権酒造)会津中将(鶴乃江酒造)