マスコミが会津清酒の魅力探る 日本記者クラブ、末廣酒造訪問

 
新城社長(左)から会津清酒の魅力について聞く参加者

 日本記者クラブの戊辰戦争150年会津若松・白河プレスツアーとして会津若松市を訪問中のジャーナリストやマスコミ関係者らは15日、同市の末廣酒造嘉永蔵で会津清酒の魅力を探った。

 一行は新城猪之吉社長の案内で、仕込み蔵や会津藩主松平容保(かたもり)の書が掲げられた大広間などを見学。新城社長は、東日本大震災後の本県酒造業界の現状や風評被害払拭(ふっしょく)に向けた取り組みについて説明した。

 会津清酒の味の特徴について尋ねる参加者の質問に、新城社長は「かつては甘い酒だったが、今では淡麗が好まれる。時の流れ、食生活の変化により、会津の酒も変わってくる」と説明した。