日本酒部門で福島県3銘柄「プラチナ」 世界的ワイン品評会
世界的なワイン品評会「ブリュッセル国際コンクール(CMB)」が新設した日本酒部門「サケ・セレクション」運営事務局は31日、三重県鳥羽市で10月に初めて実施した審査の結果を発表した。
福島県からは特に優れた「プラチナ」賞に純米吟醸酒部門で名倉山酒造(会津若松市)の「名倉山 純米吟醸 善き哉」、純米酒部門で宮泉銘醸(同)の「會津宮泉 純米酒」と名倉山酒造の「名倉山 純米酒 月弓」が選ばれた。
審査対象は7部門。617銘柄がエントリーした。欧米の専門家ら35人が銘柄を一切知らされず実際に味わって審査した。プラチナに次ぐゴールドは67銘柄、シルバーは52銘柄。このうち、本県は純米吟醸酒と純米酒部門のゴールドに3銘柄、純米吟醸酒のシルバーに1銘柄が入った。
表彰式は21日に東京都のベルギー大使館で行われ、プラチナ賞受賞酒から各部門トップの銘柄がトロフィー受賞酒として発表される。CMBは入賞した銘柄のPRイベントや商談会を欧米で開催する。
ほかの県内受賞酒次の通り。
◇純米吟醸酒 ▽ゴールド=十ロ万純米吟醸一回火入れ、七ロ万純米吟醸一回火入れ(花泉酒造)▽シルバー=しぜんしゅ純米吟醸(仁井田本家)
◇純米酒 ▽ゴールド=しぜんしゅ燗誂(仁井田本家)
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