福島県産の発酵食品PR 県内3組合、東京で展示商談会

 
東京・大手町で開かれた「ふくしま=東京 宴(えん)でつながる展示商談会」

 県産の日本酒やみそ、しょうゆ、漬物といった発酵食品を首都圏に売り込もうと、県内3組合が初めて共同企画した「ふくしま=東京 宴(えん)でつながる展示商談会」が7日、東京・大手町で開かれた。県酒造組合、県漬物協同組合、県味噌醤油工業協同組合、県中小企業団体中央会の主催。

 3組合から21社が参加、自慢の地酒や発酵食品を取りそろえた。首都圏のスーパーや居酒屋、飲食店などを担当するバイヤー、食品卸売業者を招き、出展社の担当者が販路開拓に向けて商品の魅力を説明した。

 山際食彩工房(会津若松市)代表の山際博美さんがみそやしょうゆ、漬物などを日本酒に合うようにアレンジした料理を提案、試食品を用意した。サッカー日本代表専属シェフの西芳照さん(南相馬市出身)が県産食材への思いを語った。