福島県産酒販売始まる ニューヨークのアンテナショップ
県産日本酒の主要な輸出先である米・ニューヨーク市で「福島の酒」を売り込む県のアンテナショップが1日(日本時間2日)、同市中心部のマンハッタンに開店した。
ニューヨーク市民や観光客が県産酒の魅力を味わった。来年3月上旬までの期間限定で、県内11蔵元の50銘柄を販売。品質が高い県産酒をPRし、輸出拡大を狙う。
開店セレモニーには現地の貿易会社や商業施設の関係者約20人が出席した。宮村安治県観光交流局長が「全国新酒鑑評会で6年連続日本一となった福島の酒の魅力をニューヨークで発信していきたい」とあいさつした。引き続き、店を訪れた人たちが酒の飲み比べなどを楽しんだ。
データ生かして販路拡大考える、定例会見で知事
アンテナショップ開店を受け内堀雅雄知事は3日の記者会見で「福島の酒の知名度向上とブランド化を目指すことが開店の意義」と強調した。
売り上げなどをデータで管理するとし「定点観測できる機会はなかなかない。こういったデータを生かして福島の酒の販路拡大をどうするか真剣に考えていきたい」と述べた。
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