桧原湖底で純米吟醸酒熟成 北塩原、19年4月ごろ引き上げ
北塩原村の企業や団体などでつくる「奥裏磐梯未来企業組合」は10日、同村の桧原湖底に純米吟醸酒「氷湖熟成」を沈め、冬季熟成を始めた。氷が解ける来年4月ごろに引き上げて5月ごろに販売する。
組合は村の活性化を目的に毎年、桧原湖底に日本酒を沈めて熟成している。日本酒は榮川酒造(磐梯町)が製造した。
組合によると、湖底で日本酒を熟成するのは全国的に珍しく、沈めることでまろやかな味わいになるという。
10日の作業では、組合員が水深10メートルの場所に沈めた。氷湖熟成は500本限定で販売され、価格は720ミリリットル入り1800円(税別)。
問い合わせは組合(電話0241・34・2100)へ。
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