無濾過生原酒「月弓」蔵出し開始 会津若松・名倉山酒造

 
純米酒「月弓」(左)と純米吟醸「月弓かほり」

 会津若松市の名倉山酒造(松本善六社長)は17日までに、いずれもしぼりたて無濾過(ろか)生原酒の純米酒「月弓」と純米吟醸「月弓かほり」の蔵出しを開始した。

 通常の濾過作業や加水調整をせず、搾ったそのままを瓶詰めした。同社によると、新酒らしい華やかさや爽やかさ、軽快感があり、わずかに甘酸っぱいガス感も楽しめるという。

 生酒のため、日々酒質が変化する。要冷蔵。いずれも1.8リットルが500本限定、720ミリリットルが千本限定の期間限定発売で、蔵出しは年内いっぱいの予定。

 希望小売価格は、月弓の1.8リットルで2450円(税別)、720ミリリットルで1350円(同)、月弓かほりの1.8リットルで2550円(同)、720ミリリットルで1400円(同)。

 問い合わせは同社(電話0242・22・0844)へ。

 松本社長は、福島民友新聞社若松支社を訪れ、「搾りたての若々しさを味わってほしい」とPRした。