「福島に日本酒好き増やしたい」 福島医大で学生ら研究会発足

 
設立総会に出席した学生ら

 「日本酒を知りたい」と考える福島医大医学部の学生でつくる「日本酒研究会」が発足した。部長の長瀬怜(りょう)さん(20)=2年=は「福島の日本酒を好きになってくれる人が増えるような活動をしていきたい」と意気込む。

 医学部の「福島学」の授業で、前県酒造組合会長で末廣酒造社長の新城猪之吉さんが非常勤講師として講義したことがきっかけで、日本酒が好きな20歳以上の学生約20人で設立した。福島市で14日に設立総会を開いた。

 今後酒蔵の見学やアルコールハラスメントなどに注意を呼び掛ける啓発活動に取り組む方針。日本酒の効能についての実験を行うことも検討している。