私だけの「ハタチ酒」 手作業で瓶詰め、学生ら田植えから体験

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瓶詰め作業に取り組む参加者

 若者たちに日本酒文化に親しんでもらう体験イベント「いわきハタチ酒プロジェクト」で醸造された、いわき産の県オリジナル酒造好適米「夢の香」を使ったオリジナル日本酒「ハタチ酒」が完成した。田植え作業から酒造りを体験してきた市内の大学生らが16日、いわき市の太平桜酒造で日本酒の瓶詰め作業に取り組み、待望の完成を喜んだ。

 プロジェクトでは、酒造りの体験を通してオリジナルの日本酒造りに取り組んでいる。昨年5月に同市で田植え、同9月に稲刈り体験を実施。今月初旬には、酒の仕込み作業を見学した。

 最後の作業体験となる今回は、市内の大学や企業に通う19~21歳の若者約20人が参加し、できたばかりの酒の瓶詰めに挑戦。同酒造の大平正志代表社員の指導を受け、普段は機械で行う瓶詰めを手作業で行った。

 田植えから参加しているという、いわき明星大2年の学生(21)は「日本酒は年齢の高い人が飲むイメージがあった。実際に体験することで親しみを感じたし、飲んでみようという興味も湧いた」と振り返った。完成した酒を試飲した同大2年の学生(20)は「甘くてさらさらしていて、飲みやすかった」と感想を話した。

 市内の酒販店などでつくる同プロジェクト実行委は、今回の新酒を3月上旬にお披露目する。瓶のラベルは参加者から募ったデザインを採用する予定で、加盟の各酒販店で販売する。