福島の地酒「摺上川」人気 4月には「火入れ」発売

 
「純米吟醸 摺上川」をPRする安斎会長ら

 酒米作りから醸造までを福島市内で手掛けた地酒「純米吟醸 摺上川」が人気を集めている。

 飯坂温泉地酒をつくる会と飯坂温泉観光協会が企画した日本酒で酒造りは2年目。酒米は市内で栽培、収穫した酒造好適米「夢の香」、阿武隈川水系の摺上川の水を仕込み水に使用し、同市の金水晶酒造店で醸造した。

 生酒は既に発売中で、第2弾の「火入れ」は4月1日、第3弾の「ひやおろし」は9月2日に数量限定で発売する予定。

 価格は720ミリリットルで1890円(税込み)。同市の指定販売店で取り扱う。問い合わせは同協会(電話024・542・4241)へ。

 つくる会の安斎忠作会長らが、福島民友新聞社を訪れ「酒米を夢の香に変え、辛みが出た。オール福島で造られた酒を味わってほしい」とPRした。つくる会の菊田透副会長、柳沼公貴、佐藤真也両幹事、同協会の畠隆章会長が同行した。

指定販売店次の通り。

舛七酒店、角田商店、いちい飯坂店、県観光物産館、川瀬酒販